【標本作成】


昆虫の標本作成をするにあたって、「標本」というワードが先行して「難しい」とか思う人が多いのではないでしょうか?
作成するにあたって、標本教室に行くという方もおられるかと思いますが、結局は昆虫、特に甲虫に関しては…
昆虫をミイラ化させるだけなので、何も難しくはありません。

・虫の死後処理

生き虫屋さん(業界用語で飼育趣味メインの人のこと)が標本をやろうかというときに引っかかるところだと思います。
虫はきちんと死ぬ前に処理した方が絶対後々良いと思います。ただし〆方も私も散々失敗してきましたが。。
昔のパンフや書籍でよくありましたが「エタノールで〆る」は絶対やってはいけません
私はよくわかりませんが、おそらくエタノールの成分でたんぱく質が硬化するのかガッチガチで展足など
まったくする気がおきないような硬い酷い標本になります。
冷凍処理もまた硬くなるときがありますが、こちらは割と綺麗に虫の紋が残ったりしますが、問題は腐りやすい(?)
死ぬまで放置もやはりあまり良く無いと思います。腐りながら死んで行くような個体の場合、死んですぐバラバラです
修理の練習にはいいかもしれませんが、やはりオススメできません。でも死ぬまで飼育という情が入るとつい放置になってしまいます。
仮にその時点でバラけなくても乾かしているときに腐敗が進みます。夏は、乾くまでにバラバラとか…恐ろしいですね。

・展足

展足は本来おそらく脚を広げて比較するときにみやすいようにといったことが起源なんじゃないかナ〜と思います。
私は、なんとなく「虫の化粧」的な感じでやった方がカッコいいかな〜といった感じでやってます。
だがしかし展足してカッコ悪くなる個体やそもそもカッコいい個体は「やらなくてもよくね?」と思うこともしばしば。
で、折角やるからにはそれなりに左右対称で綺麗に見えるように。。。と思うのですが、
クワカブ等巨大甲虫は別に完璧に左右対称である必要はないというのが私の考えです。
左右対称につくればいいわけじゃないってとこが難しさだと思うんです。
もちろん、最低限に左右対称にすることは重要ですが、私もどうしても非対称になってしまいます。
それに左右対称を追い求めてやっていては何時間もかかってしまいます。(-.- ;;)
(そういう私も自分の本当に気に入った個体は数時間かけます・大汗;)
しかし、うまい人というのはものの数分で終わらせても”なんとなく綺麗”に出来てる気がします。
それはなんらかの決まりをつくっているからではないでしょうか?
ということで、代表的なクワカブ展の形を解剖してみたいなと。。。独断と偏見で型はチョイスしました
型なんて自分で一から作った方がなんか良いですが、想像力がない私にはムリでした。。。

・M型

これは私がコレクションに採用している型です。似たような型といえば。。。
ビークワのM氏の図鑑や。。その雑誌の会社の売り場アタリでよく見かける型で、私がそれをパクりました(爆)
といっても若干のアレンジはあると思います、似た型で面白いアレンジをしている知人もいます。

・裏技

標本は壊すもの?
ハガロンというものがあるみたいですが、ぶっちゃけ、
特に大型甲虫に関してはそんなもんつかうよりぶっ壊した方が早い
壊し方については書いてあるサイトやブログ、雑誌など探してください。


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